2016年1月10日日曜日

上野不忍池(しのばずのいけ)の冬の野鳥達!その2. Winter wild birds of Shinobazu pond. Part 2.

 コンデジ(=コンパクト・デジカメ)で飛んでいる野鳥の撮影をするのが至難の技である事は、昨日のブログで説明したとおり。ファインダーを覗いて野鳥を視る癖がついた筆者は、景色が反射して視難い液晶画面で空飛ぶ野鳥を撮影するのが大の苦手だ。

 例えばミラーレス一眼の最初の頃のオリンパス・E-P1も開発者が作ってしまってから、初めて実際の撮影時にファインダーが必要だと判り、ストロボ・シューにアタッチできるファインダーをおまけで付けた有様だ。カメラというものが如何に実際撮影時の事を考えながら造られていないかが良く判る。

 今日アップのカモメ類は何度も撮影した中の何とか見られる画像のみ。広角で勘を頼りに当てずっぽう撃ちでシャッターを押したもの。昔で言えばライカのノーファインダー・バージョンみたいなものだ。

 全国的に言えば、寄ればアッと言う間に逃げてしまう野鳥達だが、上野不忍池に集う水鳥系は人を見ると寄って来たりする。よほどパン屑や餌を投げる人が多いのだろう。毎年忘れずに渡って来たら上野に集合するのだろう。東京ローカルルールで実に妙な人間との共存・共創関係が成り立っている訳だ。
餌をあげなくてもすぐ傍まで近寄れる。動物好きの方々の癒しになっているようだ。外人も多い。


不忍池は上野動物園も隣接しているので、熊本市で言えば江津湖に近い存在だと思う。しかし残念ながら野鳥の種類はその30分の一も居ないだろう。なにせ、蓮が水面の殆どを覆っているので水鳥の生息する面積自体は余り広くないのだ。60%はビル街で囲まれている。

やはり圧倒的に数が多いユリカモメ




こちらはウミネコ、あのスカイツリーにズラリ並んで糞を落とすので悪名高い存在。

ハシビロガモ♂

ハシビロガモ♀何処から来た個体か判らぬがれっきとした自然の渡り鳥だ。

オオバン

こうやって見ると、ちょっと怖いキンクロハジロ

こうして餌付けされた渡り鳥は水戸の偕楽園傍の池でも多数見受けられた。

こういうのも居るが・・・ユレカモメ?  ※サブ池の足こぎボートたち。