したがって、真夏の撮影は早朝・日の出から3時間程度が限度だと思っている。夕方も可能だが暑さが残る夕方は相当暗くならないと野鳥達も動かないようだ。
これらのポイントを考察の上、野鳥観察となるとやはり一箇所を根城にして縄張りを持っているヤマセミのような野鳥は撮影・観察が他の移動性の高い、或いはテリトリーの広い野鳥より撮影チャンスも多い。
今日の画像は元々は今年生まれたヤマセミの若鳥と親なのか、或いは兄弟なのか?オス同士の縄張り争いと思われる画像。早朝の太陽が低い時間の逆光で観難いが動きだけ感じていただければ嬉しい。
縄張り争いはまずその2羽の鳴き声からすぐに判る。
いつも思うのだが、追う方が威嚇し、追われるほうが言い訳をしているような気がする。
飛びながら翼端が水面に付くのはヤマセミは何とも思わないようだ。
この直後、こちらの存在に気が付いたのか、二手に別れた。
逆光で羽根が透けてマダラ模様が見えるのがヤマセミの美しさか。