名古屋といえば、2005年の「愛・地球博」つまり愛知万博時に地球市民村というブロックでコスモ石油の「植物の二酸化炭素吸収をリアルタイムで視認する」実験装置を発明して185日間プロジェクトを実施したのが懐かしい。この際、植物は本来種や球根がいろんな形で運ばれ、そこに根を下ろし大きくなって本来枯れるまでそこを動かないものだが、人間という厄介な生き物が植木鉢というものに植物を植えてあちこち移動させるようになった・・・その結果面白い事象が生まれたことを知った。
普通植物は光合成をするが、鉢植えの植物が長距離を移動した直後は約1日、炭酸同化作用つまり光合成を行わないようなのだ。これはまだ実験中なので定かとは言い難いが、早稲田大学理工学部三輪教授のご指導の下作成した実験装置の中でいつもは元気に光合成を行う植物が長距離移動の直後ウンともスンとも言わなくなってしまう。これには我々も装置が壊れたと大騒ぎしたモノだった。しかし転校に転校を重ねて育った私は直感的に「こいつら転校生の初日と同じじゃないか?」と思い実験対象を別の植物に入れえかえて実験したら見事にデータが出て安心した事が有った。つまり、環境が大きく変わると人間も植物も1日程度順応するのに時間がかかるらしいという事だ。まだこの続きの検証が待っているが、1日で長距離を移動するのは地磁気の影響なのか疲れるのは間違いない。
話がめちゃくちゃ飛んでしまったが、一昨日撮影のヤマセミ画像。少し今までより離してトリミングしてみた。新たな感覚でヤマセミを視ることが出来そうだ。
球磨川本流の河原にはまだ葦原が背高く残っている。その広さは半端ではない。
これをバックに山奥の峡谷とは違う背景のヤマセミ画像が撮れた。
今までの見慣れたヤマセミとは違う姿だ。
この日は風が強く難儀していた。
それでも餌を定めた後は一気!
成功率は50%くらいだった。