ジャニーズ事務所問題
ここしばらくは、このジャニーズ問題が尾を引くだろう。テレビ局の制作部門がどれほどジャニーズ事務所タレントを使いたくても、「ジャニーズ事務所じゃなきゃなぜいけないのだ?」と聞かれた際に答えようがないだろうと思う。
うっかり、「手がかからず、ジャニタレはそこそこ動けるし人気があるので、ある程度の視聴率を黙っていても稼げるのが判っているから使うんですよ・・。」などと言えば一発で「なに楽して番組作ってんだ?だからどこのチャンネルも金太郎飴みたいなもんじゃないか!」と言われておしまいだろう。
テレビ局、つまりメディア側の制作スタッフがあまりに能無しなのでこういう事態に成ったと言って良い。
特にテレ朝元社員・玉川徹氏に至っては、ジャニーズ問題を海外メディアBBCが発端であからさまになるのは恥ずかしい・・などとトンチンカンで白々しいコメントを述べているが、ジャーナリストの江川紹子氏から「文春砲で過去に指摘され裁判で敗けた事実を無視したのは誰だっけ?」と指摘され、大恥をかいている。
今朝の読売新聞の記事を見ても、「ジャニーズ問題はその存在を知っていたにもかかわらずメディアとしてジャーナリストとして報道しなかったまずい問題」にはほとんど触れず、論点を違う方向へもっていこうとしている.
あのNHKの「ダーウィンが来た!」ですら、今までの高尚な自然系の番組を、相葉くん・・などと言うジャニタレが出て、一発で自然派教育系番組が単なる離島で中継したバラエティ番組になってしまった。筆者はそれ以降全然観ていない、視聴者として相当ショックと呆れが大きかったのだと思っている。今後もしばらく観ないだろう。
ジャニーズ性加害問題、報じなかったマスコミに批判 各社の見解は:朝日新聞デジタル (asahi.com)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6475550
https://diamond.jp/articles/-/329119 Diamond Online
これらジャニーズ問題のネット情報はよく読んだほうがいい。なぜならTVのニュースやワイドショウなどでは決して自分たちが原因の半分を占めているなどとは言えないから。
月曜日の早朝はラグビーWCの日本対イングランド戦。ラグビー発祥の地との闘い、日本が勝てるとはとても思えないが、オージーフットボールで多用されるドロップキック、ぜひ観てみたい!
それまでは盛り上げ番組を見るより、ジャニーズ問題をよく見て、日本のメディアがどのような対応をするか注視してみたい。