2019年1月11日金曜日

三鷹市附近におけるムクドリの最近営巣事情レポート。 The recent nesting situation of White-cheeked Starling around Mitaka of Tokyo.

 ムクドリは都市郊外部で一番頻繁に観られる野鳥ではないだろうか?カラスやスズメを除いての話だが・・。
 特に夕方高圧線に並んでいる姿を視たり、駅前の街路樹に塒を求めてワイワイ言いながら集まる状況に遭遇された方も多いだろう。

 飛翔スタイルは一直線に飛ぶ感じでアカゲラやアオゲラの飛翔に似ていなくもない。しかし滑空になると主翼が三角形に見える、航空機で言えば昔のフランスの戦闘機ミラージュのような三角翼に見えるのだ。
 シルエットでもムクドリだけは間違えないのはこの三角翼のお陰だ。

 なんでも椋(むく)の木の実を好むのでムクドリという名に成ったとの記述があるが、良く判らない。栴檀の実も好んで食べるしクロガネモチも好んで食べる様だ。

 今日の画像は繁殖期では無いが、次の繁殖期の為に営巣場所を探していて仮契約でもしたような行動に見えた。シジュウカラも4月頃の繁殖期の3カ月以上前から巣箱や樹の洞を下見している。此れと同じなのだろうか?

 今日のムクドリは一般住宅の二階の雨戸の戸袋に出たり入ったりしているのを観察撮影したもの。この家は人が住んではいるがこの二階の雨戸が閉まっているのを観た事が無いが、あまり使用していない部屋なのだろう。良く判らないがムクドリもその辺りを実地にリサーチしている最中なのかもしれない。これが繁殖期で頻繁に餌を運んでいる最中であればもっと色々なシーンを撮影出来たろうにと思う筆者だ。
 
まず最初にじーっと長い事佇んで、飛ばないのに気が付いた。

やにわに戸袋に入って姿が消えた瞬間!アッ、営巣準備?と思った。


幾度も出入りして我が物顔で私物化するムクドリ。


いつまでも窓枠を離れずしびれを切らした筆者が、予定に遅れるのでその場を離れたのだった。