2019年1月7日月曜日

正月7日の野川公園自然観察園情報。 Nogawa Park Nature Observation Park of Tokyo Information on New Year's 7th.

 三鷹市の今年の正月松の内、つまり7日までの気温は数日を除いて朝はほぼ0℃~マイナス2℃だった。日の出前に出て犬の散歩中に朝陽が上がる毎日を繰り返しているが、何の変化も無いと思っている自然をつぶさに観察すると一日々何かが少しづつ変化しているのを感ずる。

 住宅街でもそうだが、昼過ぎに週に二度ほどジョギング10kmをしながら見廻る野川流域や野川公園自然観察園園内の自然物も日毎に色々な変化を教えてくれる。

 今日のブログはそういう正月7日間の三鷹界隈、野川流域の自然の様子をレポート。九州や北海道といった関東から遠い所にお住いの方々の地元と比較してみて頂くと面白いかもしれない。

 まずは、正月二日の三日月。月の右下に光るのは金星、つまり明けの明星だ。これは今日7日も同じ場所で輝いていた。木星も近くに在るはずだが日の出の頃の明るさではまず見えない。

 元旦から早朝は霜の降りる事が多い三鷹の住宅地だったが、その中でホトケノザの花芽が日に日に増えていくのを見ると、確実に春に向かっている事が判り自然の凄さに驚嘆する。

 更に、野川公園自然観察園では既に水仙と蝋梅が開花し4~5分咲に成らんとしている。
 野鳥系では、シロハラ、アオジが藪から出て採餌行動に入っている。新宿御苑や明治神宮の御苑ではもっと頻繁にこれらの野鳥を観察できるはずだ。

 この時期木の葉が殆ど落ちた樹は野鳥観察に最高の状態だ。寒さにめげず、何かサプライズを期待しながら観察散歩に出る事をお薦めする。

 健康の為とストイックに只々歩くのではなく、カメラを持って、双眼鏡を持って観察散歩なり、観察ジョギングをすればあっという間に1万歩を越えよう。鳥には失礼だが一石二鳥だろう。
 
霜で覆われたホトケノザの花芽の数で春のスピードが判る。

決まって毎朝7時に小金井公園方向へ飛ぶワカケホンセイインコ。

野川公園自然観察園は早くも蝋梅が開花中。

その蝋梅越しにヒヨドリ。

野川土手の芝生にはアオジ♂

野川の藪にはアオジ♀

草の実を拾って採餌中。

木陰にシロハラを発見!

モズのメスだとは思うが、どうも赤っぽくていつものモズとは少し違う様だ。

正月二日の三日月と金星。

1月6日には部分日食を観察。

ハケの崖上からはもうすぐダイアモンド富士が視られよう。