2019年1月6日日曜日

団塊世代が視た平成最期の年は年賀状の曲がり角! The last of Heisei year which the baby-boom generation saw it seems to be the year of New Year's card reformed !

 筆者はテレビの視聴はNHKが殆どで、民放は余程の事が無い限りニュースショウ程度しか観ない。しかし、この年末年始のNHKは中村勘九郎と阿部サダヲの顔がやたらと番組のつなぎ部分や「大河ドラマ・いだてん」番組宣伝企画の特番に出てきて、もう観たくない!NHKさん、逆効果でないかいい?

 この「いだてん」そこまで番宣しないと視聴率が獲れそうもないという自信の無さの表れの様な気がする。昨年は鹿児島出身者が主人公、今年は熊本出身者、いずれも南九州に偏っている。
 幾ら2020年東京オリンピック前の盛り上げ効果とはいえ、ちょっとやり過ぎではないだろうか?逆効果を生むだろう?

 築地から移転した豊洲魚市場のマグロ初セリで3億円以上の値が出たという。すしざんまいの喜代村が競り落としたというが其処の社長の言う通り「ちょっとやりすぎたなぁ」のつぶやきをそのままNHKに差し上げたい。程度を知らないニッポンの異常。こんな状態で「程度を知らないどこかの国」を非難できようか?

 話は替わってプライベートの新春失敗談!

 年が明けて、年末からの疲れがドッと出たのか大ポカをやってしまった。正月も5日に成ると年賀状到着もほぼ完了し、出していなかった方々への返礼賀状を書いて出すのだが、宛名面へ差出人(=筆者)の氏名・住所判を押すのを忘れて投函してしまった!自分としては過去にも記憶の無い珍しい大ドジだ!

 ギリースーツ(=米軍狙撃用カモフラージュ)に身を包んで大型の大砲レンズを装着したカメラを抱えている筆者とヤマセミ中心の野鳥写真集7冊の画像の年賀状なので「どこの誰だこの間抜けは・・?」と思われても直ぐに判るだろうとは思うのだが・・・。最悪でもこのブログのURLやTwitterのURLも表記が有るので判らねばそれを見て貰えるだろう。(・・・・と勝手に期待している。)
70歳の爺が出す年賀状としては正直どうかとも思うが・・・。年末に出した九州関係の方へ出した年賀状60枚は、ヤマセミの向こうにイノシシが写っている奴だったのでまだマシだとは思う。

 しかし、歳を取るというのはこう言う事なのかとばかり、あまりのショックと情けなさに、昨日の午後は何もする気がしなくなってしまった。

 年末に忙しかったのも、今迄に無かった事なので、年明けのドタバタでやる事にゆとりが無くなったのだろうと反省。
 年賀状もやはり送った人のリストをちゃんとしておかないと、賀状の二度出しなど、情けない事態に陥りそうでストレスが溜まってしまった。

 更に個人的な事を言えば、通常年末に発送が終わっている筈の自作干し柿が、今年は気温の関係で吊るし始めが遅かったせいで、収穫発送が年明けの昨日今日に成ってしまった。その焦りがあった上、箱詰めしてレターパック+510の5cm幅が通常の郵便ポストには入らない事をポストまで運んで初めて知り(レターパック360は入る)チョット焦ってしまった。
 土曜日で近所の郵便局が開いていない中、三鷹の本局まで出しに行かねばならず、もうてんやわんやで脳も体もエネルギー切れになってしまった。

 しかし、例年元旦に100通、五日目には累積150通ほどの年賀状が届くのが、今年は元旦に来たのは70枚ほど、今日5日でやっと100通に成った感じだが、喪中通知の12名(これもやたら多いが)今年から賀状終了通知を頂いた7名の方を除いても、出さなくなった方が多いうえ、無理に元旦に間に合わせる人も明らかに少なくなっているようだ。

一方で、Facebookやブログへの返信投稿での年賀挨拶は頻繁に成っているようで、平成最期の正月はいわゆる時代の変革期に当たっている様な気がするが如何だろう?喪中通知で年賀状は出さないのにSNSでは「明けまして・・・」とやっている人もいる、何かどこかでチグハグな平成最期の今年、どんな年になるのだろう?

 そんな中で偶然2通、似たようなアート系年賀状が届いたので驚いている。著名な写真家の方から届いた年賀状と、我が弟の寄こした年賀状だ。同じ広い海を表現しているのだが、写真家の方は勿論写真で、一方学校の先生上がりの画家である我が弟の賀状は自分で描いた絵だ。
’70年代から尊敬する著名な写真家さんの年賀状。頂いただけで感激。

我が弟からの年賀状。共に「海」を表現していて魅入ってしまった。

干支をモチーフに「謹賀新年」だの「今年もよろしく」などの年賀状の時代が、終わりを告げている様な気がした今年の正月だった。