能登半島地震の被災者の中学生たちが集団避難をしている。まず白山市へ、その後金沢市へ。
親元を離れて生活をするのに別れを惜しんでいる場面がテレビのニュースで流れていたが、親は不安だろう。しかし中学生ともなれば、今まで育った場所を離れても大丈夫だと筆者は確信する。
何故筆者がそんなこと言えるのか?
筆者は1962年、中学2年になる春、単身熊本県八代市から上京し、数度しか逢った事のない世田谷の親類宅へ下宿。それ以降高校に上がるまで2年間親元を離れていたのだ。
輪島市から白山市なんてたかが120㎞ではないか。何かあっても車に乗れば掛かって2時間だ。熊本の八代から東京なんて当時車じゃ移動は無理な1,200kmだもの、せいぜい夏休みに帰省できるか否かという遠い距離だった。
中学時代の筆者は、東京へ出てそのあまりに違う九州・八代の常識・価値観・文化風俗と東京とのギャップに面喰ったものだ。しかし、そのカルチャーショックは毎晩寝るのももったいないくらいに楽しく新発見の毎日だった。
それまで好きだった坂本九がジーン・ピットニーになり、リッキー・ネルソンになり、TVはNHKの「夢で逢いましょう」が「アンタッチャブル」や「うちのママは世界一」になったのだ。
能登半島の先端から金沢周辺へ避難した中学生たちも、スマホの画面では味わえない「生のカルチャーショック」を受けて欲しいものだ。
こういう話は本来週末ネタなのだが、正月以来毎日何が起きるか判らないので、こうしたレギュラーの日の冒頭に書かせていただく。
で、今日の野鳥ネタは小石川東大植物園で出遭った真冬の野鳥。
まずはコサギとメジロ。
周回路を歩く人から3mの距離で採餌するコサギ、人慣れも甚だしい。
ヌマエビが主な獲物の様だった、観ている間に4匹ゲット!
結構大き目のヌマエビ、日本ザリガニかと思ったほど大きかった。
例によって一気飲み!
メジロは7~8羽近くで集団行動。
こうして群がる姿は冬の風物詩。
二羽同時に発進!