ヤマセミやカワセミはもちろんだが、野鳥の多くはペリットというものを排泄する。これは採餌した食べ物の堅くて消化できない部分をまとめて吐き出すもので、ヤマセミ、カワセミのほかイソヒヨドリ、ジョウビタキの排出例を撮影した画像データが残っている。
今回は、千葉のカワセミの例で昨日このブログでご紹介した個体のモノ。
この個体のペリット排出は真下に落とすのではなく、横に飛ばすのが特徴。ヤマセミの場合は画像データを見る限りでは真下に落とすケースが多い。イソヒヨドリもジョウビタキも同様。しかし野鳥も個体特性というものがあって、生息する環境や個体差で色々な生態を観られるのが面白い。
昨年も撮影しているので、予測はしていた、10分ほど静止したのちグエーッとやって
喉の奥から白い卵の様なペリットを戻す・・・。
一旦、口の奥へ止め置いて落ち着く・・・。
そうしてペリットを少し押し出し・・・。
首を振ってペリットを吐き出す。今回は少し前面に飛ばしている様だ。
吐き出したペリットは顔の横へ・・。
その後画面の右下へ落ちていった。
1日に数度排出するようなので撮影チャンスは日に2~3度はあるようだ。