9月1日大正12年の関東大震災の日を記念して防災の日としている我が国、特に首都圏だが、NHK中心に当時のフィルムを精査修理・カラー化してその惨状を再現した番組を観た。
今になってその凄さ・悲惨さ、火事の怖さに気が付かない多くの東京市民の様子が見て取れて、さすがNHKだと思った。
しかし、あくまで首都圏直下型マグニチュード7.9の巨大地震だったということだ。これが1707年の富士山宝永大噴火の場合、噴火の49日前にマグニチュード8.6の宝永東南海地震があって、その後富士山大噴火、二週間にわたって噴火が続き江戸も相当な灰が降ったと記録がある。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00420/
300年間こういった大災害(大噴火+大地震)が無かっただけに火山学者・地震学者は毎日生きた心地がしないとメディアは報じている。
筆者個人もいろいろな文献やNHKアーカイブを観ながら、生きている間に必ず起きるだろう大地震と富士山噴火、最低限の備えをしているつもりだが、メディアももっと防災の日だけではなく日常から知識と情報を国民に情報発信してほしいと思う。
今朝も愛犬散歩で東の空に雲の壁というか太い雲の帯が北東から南西に流れていた。ひと昔であれば「地震雲」として騒がれたような雲だった。震源方向から言えば太平洋岸、規模は相当なもの・・・素人はこういった気象異変をすぐ大地震など天変地異に結びつけたくなる。
情報は外れても責めたりしないから、常に危機を予測させるために発して欲しいと思う次第だ。
あまり人心を煽ってはいけないので、野鳥ブログに戻ろう、今朝は真夏の野川のカワセミ。
数日前、NHKで数年前の野川の様子を再放送で流していた。あの放送で流していた野川は収録しやすい季節のもの。タレントの乙葉さんが野川の川中で魚を掬っていたのは、あくまで川に入り込める場所、入り込める時期のもの。
現在のように真夏の野川、特に野川公園~武蔵野公園付近の護岸工事をしていない自然の土手のエリアはとてもではないが川へ入れない。
周りは草で覆われていて、野鳥は全く見えない。そんな中偶然幸運にもカワセミに出遭えコンデジで撮影したので、ご紹介。