2023年3月13日月曜日

ヒヨドリは何でも食べるというが実際はどうなの? It is said that bulbuls will eat anything, but what's actually going on?

  ヒヨドリは基本的には日本国内何処にでもいる種だが、国内で季節により群れで移動する「標鳥」タイプのものと、いつも同じエリアに居る「留鳥」タイプに分かれるようだ。

 今年は移動するが、去年は同じ所で一年を過ごした・・などという気まぐれは在るのだろうか?鳥類学者さんでも知らないのでは?

 しかし、スズメ、シジュウカラ、カラス、ハトと同じでヒヨドリは年中近所にいるような気がする。

 もっとも筆者が住んでいる野川に近い三鷹の住宅街ではウグイス、アオゲラ、ヤマガラ、コゲラ、オオタカなども年中近所に居るのだが・・・。

 今日はその中からヒヨドリの採餌シーンを撮影した最近の画像からいくつかご紹介。

まずは一番の好物と思われるクロガネモチの実

鈴生りの赤い実に十数羽が群がって数日で全くなくなってしまうほどの食欲

クロガネモチはほぼ完全に食べ尽くす

黒い実も好んで食べているようだ。

栴檀の実はもう暖かくなって実に皴が寄る頃食べ始める

木の実としては最後の食糧なのだろう。

梅の花が咲き始めると蜜を吸う、メジロと共存している姿がよく見られる。

梅の木の縄張りを守るヒヨドリ。この後、桜の花に移っていく。

こぶしや木蓮が咲き始めると、花弁や蕾を食べ始める。

花弁を食べるのはスズメも同様の様だ。

こぶしの新芽をつぼみごと落としまくっている。

時には枯葉に包まったクモ類や昆虫も食す。

もう少し立つと羽虫を空中でフライングキャッチする。それは時期が来たらまたレポートしてみたい。