2022年9月26日月曜日

夏の終わりの野川流域レポート。その1. Nogawa basin report at the end of summer. Part 1.

  昨日、荻窪界隈を徘徊していたら住宅街からツクツクホウシの鳴き声が!その後目黒方面へ行ったら自然教育園からミンミン、アブラ、ツクツクとまだ三種類のセミが合唱していた。

 今年の夏は長い!まだ半袖短パンで70歳代が街中を歩き回れる。昆虫や野鳥はまだ夏の名残りで生き延びているが、植物は例年通りきちんと変化を出してきている。一番如実なのが彼岸花=曼殊沙華、それに葛の花。萩や山椒の実、秋海棠、ムラサキシキブなども季節通りに変化しているのは本当に不思議だ。

 今年の夏も、このブログで数回レポートした通りセミを手で摑まえる事が出来た。計20匹ほど手掴みできたがさすがに今は遠くで声はすれども姿は見えない。

 一方で赤とんぼが高地から降りてきているので、川筋などで手掴みできるようになった。相変わらず、ギンヤンマその他は活発に動き回って繁殖行動しているのもこのブログでご紹介したとおりだ。

 今日はそんな自然の移ろいを野川流域で探したものをご紹介。まずは昆虫編

曼殊沙華にカラスアゲハ

空飛ぶタマムシ

よく見ないとタマムシだとは気が付かない。

シオカラトンボ

麦わらトンボ

ギンヤンマ、オス

ハグロトンボ

アキアカネ