ほぼ全国が梅雨に入った様だが、東京エリアではツバメの巣は殆どカラに成っているのが現状だろう。既にヒナは巣立って1~2週間経つのが三鷹界隈の状況だ。
いつも定期的に巡回している野川沿いでも、あちこちで架線上にツバメの巣立った幼鳥が並び、親からの給餌を順番良く待っている。今日の画像は対岸からそれを観察しつつ撮影したもの。
ヤマセミやシジュウカラの場合もそうだが、一般的に野鳥のヒナは親からの給餌を順番良く待って、もらう自分の順番も理解しているし、親も間違えないようだ。われ先に餌をせがみ育ちの早いものがどんどん大きくなるようなことはないらしい。自分の子供の頃を思い出すと人間の方がはるかにいい加減かもしれない。
親が近づくとヒナは一斉に大口を開けて餌をせがむ。
しかし、順番を分かっているので・・・。
もらったばかりの雛は背を向けて欲しがらない。
上の画像とポーズは似ているがまったく別の場所、間違い探しのクイズのようだ。
親もちゃんと順番を判っているようだ。
どの親子も似たようなものだろう。
まだ巣立つ前のツバメの子も面白いが、巣立った後の親子を探して観察も面白い。