何度も登場する三鷹・調布・小金井の三市にまたがる野川公園・野川流域は東京都に在っては猛禽類が多く生息するエリアだ。
わざわざオオタカの森など地名や駅名を付けなくても、元々昔から三鷹市という猛禽類そのものの行政名が付いているのだから猛禽類が多くてもおかしく無かろうとは思う。
以前にもご紹介したが、日常的にオオタカ、ノスリ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、ツミの類はよく見かける。しかし何と言ってもオオタカとの遭遇が一番多いと思われる。
これら猛禽が多い一つの証拠が、鉄塔上に造られた猛禽類のデコイ(カモ猟のデコイとは理由が違うようだが)が珍しいだろうと思う。数日前「あっ!猛禽類メッケ!」と喜んだが風でくるくる動くデコイだと判った時のショックは大きかった。
アッ!猛禽類が留まってる!…と思ったが・・。
これが三鷹の猛禽類デコイ、筆者も見事に騙された。
ネットを探ったら、同じ猛禽類のデコイが駒沢公園近所の鉄塔上にもあるという事実を掴んだ、更にそばの別の鉄塔にもあるらしい。要はカラス除けの様だ。
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52000826.html
要は、猛禽類も多いがカラスはそれに輪をかけて多いのだ、三鷹市も・・・。
筆者は毎朝の愛犬散歩以外にも、週に数回黒豆柴を連れて野川沿いを歩く。勿論腰には70~300㎜ZOOMを付けたフルサイズをぶら下げている。
今回も愛犬を遊ばせた後、芝生にひっくり返って空を見上げていたら、遠くでパタパタやる中型の野鳥を発見!瞬時に猛禽類と判断してカメラを構えたら、何とターンして近寄ってきて真上を通過していった。
最終的にはいつも留まる見通しの良い高い樹に収まった。
カーブを描いて近づいてきた。
高さはあったがほぼ真上。
左に回って樹林帯へ・・。
最終的にいつもの高い樹に留まってそのまま動かなくなった。