オミクロン株が感染者数を急上昇で拡大していると騒ぐメディアの影響なのか、2日前日曜日の都心への人の出はすこぶる遅かった。電車もガラガラ、渋谷駅前も信じられない程閑散としていた。
昼を過ぎてやっと目立った場所に人は出て来たが、やはりメディアのアピール・報道を鵜呑みにして出渋っている方が多い様だ。
そんな中久しぶりに日中は青空が無く、薄日がかろうじて見える程度の薄曇りだった。実は野鳥撮影には最適の天気!期待に胸弾ませて都内の緑地へ入った。
入ってモノの30分も経たない頃、低い高度で猛禽類が飛んだ!
とっさに「勘」だけでレンズを向け数枚撮ってみたらオオタカらしいシルエットが写っていた。藪鳥やカワセミを追っていたので、10分ほどして、低空のまま飛去したオオタカはそう遠くへ行っていないのではないだろうかと思い、探しに入ったらものの2~3分で葉の落ちた林の一角で羽繕いをしていた。
レンズを向けてそれが初めて若鳥であることを発見!
今までこの緑地では成鳥しか出遭えていないので、昨春の幼鳥であろう事が判って嬉しかった。
最初の低空飛翔を撮ったのが数カット。
上のカットから10分後に発見したオオタカ幼鳥。
90度回り込んで枝被りの少ない場所から撮影出来た。
ピーカンだったら真逆光で非常に撮りにくい所だった。
約15分ほど居てくれて、優雅に去って行った。