ヤマセミやカワセミが消化しきれない魚や甲殻類の骨や鱗、昆虫などの硬い部分を丸めて口から戻し排泄するものをペリット、あるいはペレットと表すことは既にご存じの通りだ。
つい先日上野不忍池で撮影したカワセミのペリット
首を振って左上のペリットをすっ飛ばした瞬間!
最近出版した「ヤマセミカワセミ」から双方のペリット吐出し比較ページ。
ほかにも猛禽類や小鳥、ジョウビタキ、イソヒヨドリのペリット排泄の瞬間を撮影しているが、今回野川で撮影したハクセキレイもペリットのような吐出しを行っていることが画像から判明したのでご紹介する次第。
昨日、雨の前に野川をうろついていた際、川中の石に留まったまま動かないハクセキレイを発見!ジーッとしているのだが、時々カワセミやヤマセミのようにしゃくりあげているのに気が付いた。
普通はチチチッ、チチチッと鳴きながら飛去するのが飛び立たない。
そのうちゲゲッ!と声こそ出さないが、しぐさは何かをもどす時のそれ・・。
幾度かゲッゲッを繰り返して、
最後にケッ!と大きく戻した結果、2個のツブが飛んだ!
上の画像の飛んだものを赤丸で囲ってみた、その前の画像と比べて欲しい。
出し終わってすっきりしたのか、飛んで行った。