ヤマセミの生態シリーズを思いがけず#5まで一気に続けてしまったが、過去に既に投稿した部分の焼き直しを慎重に行う回もあるので、またしばらく資料精査の時間を頂く予定。
頭を前にして飛んで行ったヤマセミが一体何を咥えていたのか?という疑問が次に来るのは当たり前なので、とりあえず筆者3冊目、2013年発行の野鳥写真集、「川辺川球磨川流域の山翡翠」にも掲載したヤマセミの獲物に関して少し述べておきたい。
2013年発行の野鳥写真集3冊目。
ヤマセミは基本的にはどのような魚でも口にする。あの背びれにゴンズイの様な毒針を持つギギという厄介な魚も平気で食らう。ナマズでさえ好物の様だ。
いわゆる表層~中層の回遊魚・群れるタイプが多い=アユ、ウグイ、オイカワ、ハヤ、カワムツなど。
一方、底魚といわれる川底の岩陰、泥の中などに居るタイプ=カマツカ、ドンコ、ギギ、ナマズなど。
いずれにしても、河川には基本的にハリセンボンの様に棘だらけの魚は居ないので、何でも食す様だ。
暫く過去の画像データで採餌した獲物が判りやすい画像を紐解くまで過去に公開した荒い画像でご紹介しておきたい。下記URLで該当ページへアクセス可能。
毒魚ギギの処理に関しては、さすがに非常に真剣かつ念入りに行う。
発行した写真集にも掲載したナマズも立派な好物。
ヤマセミの獲物に関する詳細レポートは今少し時間を頂きたい。