と言っても、実は毎週2日ほど夕方健康維持・老化防止の為7~8㎞のランニングを行っているいつものコースなのだが。
いつも走る際は、まず野鳥、そうして季節の移ろいを収録すべく、背中のデイパックにCanonのコンデジSX720HSを入れて一緒に走っているのだ。その画像の多くはこのブログでご紹介している。
三密(密室・密集・密接)を避け、不要不急の外出をせず自宅に籠る様強い要請を受けた東京都民並びに近県、千葉・埼玉・神奈川の県民。さあ、実質的な緊急事態宣言突入の翌4月8日、どういう動きをするだろうという結果の一部がこれだ。
週2回走る野川流域の緑地帯は、なんと普段にぎわう週末土日の倍以上の人出だった!
桜の花見ピークも過ぎ、今は時折風で飛び散る花吹雪の状態なのだが、散歩する高齢者カップル、嬌声を上げて走り回る子供たち、その様子を見守る親たち・・・。それになんとジョギングするランナーの多い事か。普段自分で走っているときの3倍以上はいた。
週2日ながら、走っているときにはすれ違う顔なじみも結構いる。陽気な外人の中には、すれ違うたびハイタッチをするようになった人も数人いる。子供達には夏の時期セミを手づかみで捕ってあげるので「セミ爺」と呼ばれている。
そんな野川土手なのだが、昨日の様子は「あれまあ!」状態だった。
いろいろ分析してみたが、緊急事態宣言の期間がゴールデンウイーク後まで長い事と、学校も休校状態(=長い春休み)の意識と、その間の健康維持のため運動をして体調管理しなければ、この先エライことになるだろうという考えで皆さん走り始めているのではないだろうか?
渋谷や銀座・新宿など盛り場へ行けない、デパートは開いていない、都心に出るより「健康的にオープンエアでマスクせず運動!」という意識が高まったのだろうと筆者は思った。しかし走っているのは圧倒的に女性が多かった。7対3の比率で女性だった。
その他、思い思いののんびりとした休日の過ごし方そのままの風景が昨日は観られた。暖かったし、天気もいいし、桜はまだ残っているし、絵に描いたような休日が昨日の野川土手だった。この先、雨、低温、が来るようなのでまた様子は一変するだろう。
撮らせていただいた内のほんの2割程度でこんな感じ。本格派も初心者も一緒!
団塊爺の筆者ももちろんコンデジ背負って走った。
まだ満開中の桜の下で活発に動く園児たち。
もう秋までずーっと春休みになってしまうかもしれない子供たち。危機感ゼロ?
オープンエアーだからと密接・密集は良いのだろうか?ベンチで宴会トランプの女性6名。
おしゃれな外人さん、とてもいい音色を流していた。普段は背景に人など映らない場所。
犬を連れてひたすらベンチで春を楽しむおっさん。
捕虫網を手にした親子だが、手前のルリタテハには気が付かず行ってしまった。
暖かいせいか、ルリタテハが10頭以上縄張りを守りながら飛び回っていた。