人間歳をとると皆さん体の同じような箇所が同じように劣化するとの事だった。以前にもこのブログで述べた事が有ったが、昔世界には「奴隷」という同じ人間なのに非人間的扱いをする制度があった。特にアフリカや南米から文明の進んだ国への「労働力」として盛んに売買され連れていかれた。
この際西欧各国に「奴隷市場」なるものが存在し、The Beatlesで有名な英国リバプールもこれにより大発展を遂げたという暗い歴史がある。
その奴隷市で奴隷に値段を付けるにあたり三つのチェックを行ったと言われている。それが「眼と歯とSEX」。理由は体が頑丈で長持ちをする奴隷ほど高く売れたのだ。
眼と歯はもちろん長く健康で働くに必須の要素だし、SEXは沢山子供を産ませられる重要な要素だった。その検査方法に関してはここでは触れないが、奴隷市場にはたくさんテントがあったという史実から、大体皆さんの想像通りだと思って良いだろう。
で、その中の「眼」の部分が今回のこのブログの要点だ。
人間70歳を越えると、眼の衰えとして白内障、緑内障、老眼、乱視、飛蚊症のどれかに必ずかかわると言われている。これは若いころからどれだけ体を鍛え、食生活に気を付けて来ても必ずなるもので、白髪、禿、皺、腰痛などと共に抗えないものの一つだという。
筆者がお世話に成った御徒町の眼鏡店369では、お客さんがお店に入ってきた時点で20秒もあれば、そのお客さんの眼の不具合が何であるか大体判るという。対面で接客すれば言葉で聴かずとも、メガネが合っていない、その理由まで判るという。
これがプロなのだろう。その昔鉄道の改札で切符を切っていた駅員が不正乗車の客を一瞬で見分けられるというのと同じだろう。「挙動不審」だ。そうした「挙動不審」にはある共通した理由・原因があるという。長年数千人のお客(=ある意味患者)を診てきたプロだからこその利点だろう。
お客さんが絵を描くのが好きで、しかも風景画だったりすると老眼が進む度合いが少ないという。理由は遠くの景色と目の前のキャンバスやスケッチブックを交互に見るため眼の水晶体の幅を調節する筋肉が鍛えられているからだという。
残念ながら70歳を越えた貴方がこの話を聞いて、明日からスケッチブック片手に公園に飛んで行っても今からでは少し遅い様だ。もちろん全然やらないよりは、やった方が少しは効果があるだろうが・・・。
同じ理由で若いころから野球をやっていた人はボールを遠くに投げたり、手元に来るボールをキャッチしたりで遠近の訓練をしているため老眼になるのが遅いというらしい。このあたりの経験値からくるメガネ屋さんの話は非常に説得力がある。
お客さんが絵を描くのが好きで、しかも風景画だったりすると老眼が進む度合いが少ないという。理由は遠くの景色と目の前のキャンバスやスケッチブックを交互に見るため眼の水晶体の幅を調節する筋肉が鍛えられているからだという。
残念ながら70歳を越えた貴方がこの話を聞いて、明日からスケッチブック片手に公園に飛んで行っても今からでは少し遅い様だ。もちろん全然やらないよりは、やった方が少しは効果があるだろうが・・・。
同じ理由で若いころから野球をやっていた人はボールを遠くに投げたり、手元に来るボールをキャッチしたりで遠近の訓練をしているため老眼になるのが遅いというらしい。このあたりの経験値からくるメガネ屋さんの話は非常に説得力がある。
一般的に昔はメガネを造るというとまず眼科へ行って処方箋を作ってもらい、それを持ってメガネ屋さんで処方箋通りのメガネを造ったらしいが、昨今ではメガネ屋さんの方が最新式の詳しい検眼機を持っており、多方面からの眼の検査ができるようだ。したがって、実際に即した眼鏡を造ろうとすればこういった設備が充実し経験豊富な検眼スタッフがいるお店で作る方が早く良い結果に繋がるという。
筆者もこのお店でお世話になって以来5年以上が経つが、検眼機がずいぶん変わったし種類が増えている。このあたりは「メガネを造る世界」が相当変化して進んでいるのだと実感した。
次に、眼に良い!というサプリのお話。CSテレビなどでは番組のコマーシャルのほとんどが団塊世代など高齢者用のダイエットサプリや老化肌をケアする基礎化粧品、それに老化によるトラブル補正のサプリが多い。眼に関しても同じだ。
ルテインが良い、ブルーベリーだ、ハスカップだ・・とありとあらゆる自然物・ビタミンが眼に良いとされ、それ由来のサプリが製品となって売られている。中には「昔からシジミは体に良いって言うじゃない?」などというロクな根拠・データもあげないまま売ろうとする乱暴なサプリがあったりする。
正確に言うと、眼の水晶体(=レンズ)の周りの筋肉の衰えを血流を良くすることで補正するビタミンなどもあるが、それだけで視力を保とうとすると個人差はある上、一生そのサプリを飲み続けなければならず莫大な費用が掛かってしまうという。油の切れたミシンのようにミシンオイルを注入し続けねばならないのだ。
昭和30年代、ラジオ関東(現在のラジオニッポン)で平日の毎夜やっていたトーク番組「昨日の続き」を覚えておられようか?大橋巨泉、前田武彦、永六輔、司会富田恵子(あの草笛光子さんの妹)などがやっていた10分間の伝説的帯番組だ。この提供会社が参天製薬だった。その参天製薬のこのサイトで遠近で眼が見える仕組みを解説してくれている。
しかしメガネは視力衰えの進行をレンズ交換だけで補えるので、コスト的には非常にリーズナブルに済むという。現実筆者も北海道からハスカップの原液を取ってみたり、ブルーべりを食べたり、ルテインの錠剤を呑んでみたりしたが続けるにはコストが掛かりすぎる。
おまけに体質的に薬やサプリを受け付けないので、変な蓄積作用が出たり腹を壊したりするという副作用も出て散々な目に在ってしまった。
要はメガネと点眼目薬の複合効果で眼を守るのが一番良いという事なのだろう。左眼が先天性の弱視で事実上右しか見えない筆者としては非常に重要な眼の話なのだ。
その次に伺ったのが、メガネのフレームの話。金属が良いか、プラスティック(昔はべっ甲?)のどちらが良いかという話。
これは「体質的相性」の問題らしい。肌との問題、金属アレルギー、汗かきの人の場合の「カブレ」により向き不向きがあるという。筆者の場合は鈍感なのか無神経なのか、こういう類に関しての問題は一切ないので、両方使用できている。むしろ昨日のこのブログで説明した理由で耳掛け部分がつる状のレイバン・シューターを多用している。つまり眼鏡をかけて何をするか?でフレームを決めているという事。理由は値段でもデザインでもない「目的」なのだ。
この369のお店の社長は早稲田大学を卒業した後、此の競争率の高い業界ですい星のごとく現れた新しいビジネス・スタイルでメガネの世界を充実させてきたようだ。コツが何であるかはお聞きできなかったが、たぶん社長ご自身のコミュニケーション能力と個人的な魅力なのだろう。
筆者をこの社長さんに紹介してくれた長年の友人も、その辺りに惚れ込んだのだろうと思う。残された時間があまり多くない団塊世代にとって一番の頼りは「信頼と確実性」なのだから。その意味からすれば耳の遠くなった団塊世代の補正用に補聴器なども商売の守備範囲に居れている。この先、団塊世代用の眼が疲れない使いやすい「スマホ」の世界へも進出されるのではないだろうか?期待している。
メガネの369プラス http://www.369plus.com/
決して宣伝をする訳ではないが、社会貢献として地球環境保全のため相当なボランティア、ドネイション活動もされている様だ。(主要新聞の広告より)