今日のご紹介は、今年も野川で過ごしているシマアジ。11月ごろは少しボケた羽色をしていたが、正月のシマアジはきちんといつもの羽色にになっていた。
どうやら、散歩の途中にカモ類に餌やりをしている女性に慣れたのか、カルガモやオナガガモに交じってこのシマアジも小さな体で餌を漁るように成ったらしく悲しかった。「オイ、誇りを持てよ!」と言いたい感じだが、バカな餌やり婆さんは自然界の掟、マナー、ルールを知らないようだ。
その昔2002~04年頃、多摩川や綱島附近の鶴見川に現れたアゴヒゲアザラシ「タマチャン」に土手から見物人が餌を投げ入れ、皆のひんしゅくを買った事件を知らないらしい。
餌付けすると、餌を投げてくれる人間がいなくなると死んでしまう事を知らないのだ。我が家の西に接する国際基督教大学に野生化した飼い猫が5~60匹野放しになっていた。
近所の餌やり婆さんが毎日自転車で餌をやり続けたのを、守衛が知ってて見逃していた。その婆さんが無くなって猫たちが餓死し、死体がキャンパスの茂みのあちこちに散乱、近所の住宅に入り込んで隅で死ぬなど一時問題に成った事があった。
自然の生物に餌やりを禁止する法律はないものだろうか?
野川は冬季の乾燥で干上がる所が在るかと思えば、このように水量豊富な所もある。カモ類はこういう場所に集まっている。
シマアジはカルガモなどに比べても小型のカモだ。
こうやって野鳥に餌をやる行為は、皆で教えて諫めるべきだと思う。