利根川の川原で有名な場所がある様だが、行った事は無かった。それが4日前、三連休の中日の日曜日に雪の直後、道路凍結の極寒早朝、暗いうちに武蔵野を出て霞ケ浦近辺へ行ってみた。
猛禽類、特にチュウヒ、ハイイロチュウヒ、コミミズク等を期待して行ったが、お目当ての草原にはノスリとチョウゲンボウが居るばかりだった。
しばらく待っていると、道路から草地に40m程入ったエリアに何やらうごめくモノあり!どうせカワラヒワかヒバリかアオジ・ホオジロの類だろうと思い念のため確かめたら今まで観た事が無い野鳥だった。顔の下半分だけが黒い個体が多かった。
胸を観たら、カシラダカやオオジュリン、ホオジロなどとは明らかに違う少し黄色とピンクを合わせたような色だし、背中の縦縞が非常にくっきりとしている上、頭の上まで幾本かの筋が見て取れた。
「アッ、なんか違うぞ?」と思ってレンズを構えたらカラスが数羽来て10羽ほどの群れが飛散してしまった。
しばらくするといつの間にか草原の奥から、先ほどの野鳥が少しづつこちらに数羽の群れで来るではないか。まるで缶蹴りのメンバーが鬼が後ろを向いて十数えている間に向かって少しづつ間を詰める様な感じだった。
観た事が無い野鳥なので、戻ってネットで調べたら「コジュリン」だった。今日のブログはまず初見のコジュリンの方からご紹介。例によって野鳥図鑑のような綺麗な絵では無いが、「いましたよ!」という証拠画像。
一種独特の面構えだった。
この日は名前も判らなかったし、あまり真剣に撮影出来ていないので、3月上旬に再度チャレンジしてみたいと思っている。