http://yamasemiweb.blogspot.com/2013/10/the-moment-of-flying-catch-of-bull.html
昨日もご紹介した通り、本来バッタやオケラ、速贄(はやにえ)にするトカゲやカエルを採餌するものとばかり思っていたのが、意外や意外!小さな羽虫をフライングキャッチしている事に驚かされたのだった。あまり正確ではないとの話もあるが、ウイキペディアなどのモズの紹介にも、フライングキャッチして羽虫の類を食すとは出ていないのはなぜだろうか。
果たして人吉球磨エリアのモズの羽虫ゲットは非常に地域性の濃いものなのだろうか?今後の研究課題としたい。
今回のフライングキャッチはそれぞれ飛び出しから空中捕食、止まり木に戻るまでの一部始終は撮影できているものもあるが、羽虫が画像の中にも写っているカットを中心にご紹介したい。フルサイズのデジタル一眼レフならではの成果だろう。
最近流行りのミラーレス・デジタルなどではファインダーがあったとしても実は液晶画面を覗くわけで実際の被写体の動きとはタイム差が出てしまう。ファインダーがなくコンデジの様に液晶画面を見ながらという機種もあるが、実際野外で野鳥を撮るには全くをもって無理!景色が液晶に反射して何処に被写体が居るのかまるで判らない。
話がそれてしまったが、モズのフライングキャッチの様子をご紹介!
まずは接近状況から、目指す羽虫は画面の右上隅に!
この画面でも羽虫は右上隅に置いてトリミングしてみた。
ここまで来ればもう判り易い。モズもクチバシを開いている。
パックンとした瞬間に反転!
この回では体を反転しつつ羽虫に迫っている。
空抜けの一枚。かろうじて羽虫が見えるモズの目線を追って頂ければ羽虫が見える。
わりに近距離のフライト連写。
降下中のゲットはこの一回限りだった。
さてさて、羽虫が多い球磨川流域だけの特異性なのだろうか?