その「いきなり」が今日のチョウゲンボウの出現の様子だ。たぶん一度野ネズミか何かを採餌し、筆者の車に驚いて急に草むらから飛び上がったものと思われる。
なぜか、筆者の車の真上を数回旋回してくれたが、実は獲物を置いたまま驚いて飛びあがり、筆者に横取りされるのではないかと気にしているのかもしれない。それは失礼した!とすぐにその場を80m程離れたら、やはり同じ場所に舞い降りたので餌が残っていたに違いない。
チョウゲンボウはコチョウゲンボウだとか♂♀の差異だとか、詳しく触れればきりがないが、とりあえず今日はチョウゲンボウ・・・だけで行きたい。とにかくポツリポツリと来ていたので、上にレンズを向けるのは躊躇したが、チョウゲンボウが真上でホバリングしたりするので向けざるを得なかった。
此処まで近くに来られると、首を変な風にひねりゃしないかと気が気ではない。ズームも短めにしないとファインダーで捉えにくかった。
急に飛び立ったと思うと風に乗って戻って来た。
体が傾いても常に頭は垂直方向を保つのは他の鳥と一緒。
ほぼ真上を回り始めたチョウゲンボウ。
3周ほどしてこちらを何度も見下ろした。
途中から逆回り。
下を見ながら置き去りにした獲物を確認しているのだろうか?
どうやらすぐ傍らしいので車を移動させた。
風に向かってホバリング体制で降下中。
だんだん高度を下げて・・・。
さっき停車していたすぐ傍に降りんとするチョウゲンボウ。