しかし、朝霧も少なかった昨日の目の前の漁師の刺し網干し竿に関しては距離も近いため、比較的クリヤなヤマセミ画像を撮影できていた。
このポイントは数年前偶然発見したヤマセミの羽根休めにお気に入りの場所。同時に厳冬期の渇水時には魚を餌とする野鳥が集まっているちょっとした穴場ポイントだ。
時には、早朝から午前11時までこの干し竿周辺でパフォーマンスしてくれたケースもあった。唯一の難点は、ヤマセミが必ず球磨川の本流側を向いて留まり、なかなかこちらを向いて留まってくれないことだ。したがってヤマセミの後姿など何枚撮ってもしょうがないので、横向きや真後ろにカラスや猛禽類が迫った時の警戒時だけが貴重なシャッターチャンスなのだ。
もちろんハイドに成り得る車の中から迷彩メッシュネット越しに撮影するので、警戒されることはあまりないが、犬の散歩やウォーキングのついでに話しかけて来る御仁が在ったりすると、あっという間に飛び去ってしまう。霧で刺し網漁の終了が遅くなった場合など、漁師さんがバイクで立ち去るのを心待ちにしているヤマセミの「まだか、まだか?」の鳴き声だけが続くことに成る。昨日と違って霧の濃かった今日は竿留まりのヤマセミ画像は撮れなかった。今日のブログは昨日のデータ。
球磨川ならではのヤマセミ風物詩。
飛び去っても何度も何度も竿に来る。
時折、こちらに目を配るヤマセミ君。
上空にある危機に警戒を怠らないヤマセミ。
球磨川対岸の民家群をバックにホバリング(=空中静止)。
遠くの景色に遅めの紅葉を配し、高さ7~10mでホバリングするヤマセミ。