2016年11月27日日曜日

一羽で生き抜く球磨川河口のミヤコドリ! I observed Eurasian Oystercatcher survives alone at estuary of Kuma-river.

 昨日は人吉からの戻り旅程で蓄積疲労が出たのか、自宅に戻ったのが22時を過ぎており、ブログアップをサボってしまった。熊本空港のANAラウンジでアップしようと思えばできたのだが、疲労から来る睡魔には勝てず不覚にもパソコンデスクで寝てしまった。

 人吉の多くの打ち合わせで食べ過ぎたらしく、体重計の上で深呼吸してl空気をあと少し吸い込めば70kg台に戻りそうな所まで体重が戻っていた。またランニングを再開することにしよう。

 で、今日のネタは今回球磨川河口部で上げ潮の時に観察したカモの群れに一羽だけ混じって生き延びているミヤコドリ。
 19日に入った福岡市の和白干潟で遭遇した7~8羽のミヤコドリに引き続き、今回はヤマセミよりミヤコドリの方がご縁があったようだ。

 上げ潮だったので、球磨川河口の砂洲の面積がどんどん少なくなり、色々なカモが場所取りでせめぎあい、最終的には団子状態、オシクラまんじゅう状態に成ったが、結局岸の堤防に近い砂洲に順次移動していく様を観察した。
 
 そんな中、たった一羽のミヤコドリがどうやって他のカモ類の中で生き抜くか非常に興味があったが、意外にもデカい面で生き延びているのに驚かされた。

 狭くなりつつある砂洲の上で、寝ているカモ類を赤いくちばしで突き退かせ、時には声を上げて威嚇し、道を開けさせる。何度望遠レンズを笑いでゆすってしまったか判らない。

 まずは、団体生活の中のミヤコドリの生態をご報告。
上げ潮で、どんどん砂洲が狭くなっていく。くちばしで寝ているカモをツツいて退かせてみたり、追い立てたりして結構素行はよろしくないようだ。

間隔が狭くなってくるカモ同士の距離に嫌気がさし、鳴いて威嚇する。

周りは色々なカモが同居!やたらと威嚇しまくるミヤコドリ。

岸に近い砂洲へ逃れても周りを威嚇していた。

そうして、最後には一等席らしき場所に陣取って座り込んだ。