勿論、本州であれば至る所でこのゴジュウカラを観察することは可能だ。フィーフィィーと鳴くこともあれば、梢のてっぺんでアオゲラの繁殖期のような大きな声でフィーッ、フィーッと長めに鳴くことがある。いったい何が鳴いているのかと探したが、実はゴジュウカラだと知って驚いた記憶がある。
このゴジュウカラが採餌をするさまは、キバシリが樹の幹をチョロチョロするのに似てはいるが、キバシリが上下さかさまに動き回らないのに対し、このゴジュウカラはむしろ上下さかさまの方が多かったりする。したがって太い幹の向こう側に回った際は上に出て来るか、下に出てくるか見極めが大変だ。
今回は珍しく昆虫の幼虫なのか成虫なのか判らないが、とにかく虫系の生餌を咥えていた。
手前方向へ飛んできてしまったのであっという間に見失った。ちょっと残念。
樹の皮の間の虫をゲットしたゴジュウカラ。
周りの様子に目を凝らし・・・。
せーのっ!と、飛び立ち動作。
航空機で言えば車輪を出したまま離陸。
もうこうなったら通常のスピードで飛翔!
この個体はまた別の個体。