2014年12月15日月曜日

憧れのタゲリをじっくり観察できた。その1. I observed a Northern lapwing slowly and carefully at outside of Hitoyoshi. Part1.

 昨年初めて出遭えたタゲリに今年も遭遇できた。昨日は3羽だったが、今日は22羽を目視出来た。その美しさはもちろんだが、仕草が非常に面白い。強弱のメリハリがあって、畑の中でじーっとしている時は、立ったまま気でも失っているのではないかと思うほど動かない。走り出すとちょこちょこ小走りでバーゲンに急ぐおばさんたちのようだ。

 飛び立つ少し前、あるいはその瞬間ピェーッ!と一声だけ鳴く。極めて省エネ生活だ。集団で何かに驚いて飛び立つ時は一羽だけが鳴く。ミュー、ミューと猫の鳴き声に似ているとの解説もあったが、今回1時間以上飛翔を含む観察をした時間内ではそういう声は聴けなかった。

 飛び方は至ってのんびりしたフワフワしたもので、ヤツガシラの飛び方に似ているような気がした。しかし、カラスに追われた時のスピードには驚かされた。まるで別の野鳥のようだった。カラスが追い付かない!畑の中のミミズを採餌する場面など動画でも収録できた。
畑の中で動かない。気を失ったかのように20秒も立ち尽くしたかと思うと土中を突く。

集団でせわしなく動き回る事はまず無い。じーっとしている。

同じ方向を向いて向きはなかなか変えない。後ろから見ると畑に溶け込んで判りにくい。

飛ぶ姿は非常に優雅!何となくヤツガシラを思い起こす。

このスタイルはヤツガシラそのもの。
ヤツガシラの飛翔 2013年4月熊本市内にて撮影

集団で飛ぶ姿はカモ類と異なってバラバラ。

カラスの大群に追われて一斉に飛び立った。

一羽がはぐれてカラスに追いかけまわされていた。

カラスに追われた時のスピードは半端なく速かった。驚いた。

明日はアップの画像をご紹介予定。