近所に大学などの教育機関が多いので、キャンパスの緑・樹林帯に数多くの野鳥が生息しているが、2000年頃からその種も数も激減している。
そんな中でアオジ、カシラダカ、クロジ、ウグイスなど激減した藪鳥系と異なり、アオゲラ、アカゲラ、コゲラなどキツツキ系は減っておらず、横ばい状態と思われる。
毎朝、よほどの大雨でない限り今の時期であれば午前6時前から愛犬散歩に出かける筆者は、常時、コンデジをマニュアル設定で1/1000のシャッタースピードをキープしている。いつ何時野鳥のどんな生態に遭遇するか判らないからだ。
過去においては、住宅の塀からいきなりガビチョウが顔を出したり、高圧線鉄塔上にハヤブサやオオタカが居たり、住宅の庭の物干しざおにツミが留まっていたりした。
スズメやハトの交尾は年中だし、コゲラが洗濯物でクチバシをぬぐっていたりするのに遭遇したこともある。雨戸の戸袋からムクドリが巣立つ姿も幾度か遭遇した。
こうした住宅街での意外に多い野鳥観察なのだが、去年今年とアオゲラが頻繁に身近に感じられている。
住宅街の電柱のてっぺんでキョッキョッ♪
近寄っても逃げもせず
あちこち見まわして縄張りを主張していた。
コンデジでこれだけ撮れるアオゲラも珍しいのでは?
もう終わりかけの桜だが、塀越しにキャンパス内の桜にアオゲラを発見!
桜の樹林帯を飛び回っていた
おなじみ鉄塔のアオゲラ
間違いなく去年の個体と同じだ
今年は変なポーズでドラミングしていた。