筆者は野鳥を撮影する際に一つのルールというか心構えを持っている。これは野鳥を撮影し始めた2006年頃からだから既に18年は経っている。
三脚を使いなるべくブレないようにとか、極力近づく努力をするとかいう事ではない。
「野鳥と航空機は飛んでいる時こそ美しい!」という考え方だ。これはずーっと変わらない。だから野鳥撮影に基本的に三脚は使用しない。飛んでいる野鳥を三脚使用で撮影するのは営巣中の巣穴の出入りなどを100m離れた車の中から一日中行う場合に限られる。
もちろんその際にも手持ちで撮影可能なサブ機を横においての撮影だ。
今回の奥日光の4月訪問時にはこの飛翔中の野鳥撮影が結構多かった。なお戦場ヶ原での撮影と日光東大植物園での撮影画像両方が入っている。
ノビタキ、サンショウクイ、ツグミ、アカゲラ、ノスリ…など。
ノビタキのオスはもう顔が真っ黒、夏羽になっている。
ノビタキはフライングキャッチなどで飛翔中の撮影は幾度も経験済み。
数が多くなった気がするアカゲラは幾度も飛翔中の撮影チャンスをくれた。
ツグミはまとまって繁殖地のシベリアへ戻っていく
サンショウクイの白いお腹を何度拝んだことだろう
ピリリリ鳴きながら樹木の梢付近を飛び回っている。
ノスリはサーマルに乗ってドンドン高度を上げていたが
このカットの後翼をつぼめて急降下していった。