西武鉄道多摩川線(旧・是政線)の線路脇には12月20日だというのに菜の花が咲き、ホトケノザがすでに花開いている。一方で平気で捨て猫に餌やりをして飼い、自然愛好家たちから顰蹙を買っている野川自然観察園では最後の紅葉(ヤマモミジ)の手前で水仙が花開いている。
線路脇には菜の花の一種が。
段々は小さいがホトケノザが早くも花開いている。
真っ赤な紅葉に緑と白の水仙、クリスマスカラーだ。
もう花で季節を味わうのは難しい地球環境になっている様だ。
そんな中今日、普段居てもせいぜい1羽程度しかいないダイサギが、10羽以上の群れでいつものエリアで採餌をしているのに遭遇。思いのほか沢山餌をゲットしていた。それも15㎝程度のしっかりとした魚だった。カワセミにはちょっと大きすぎるサイズに見えた。
日没後4時半過ぎまでうろついたが、どうやらこのエリアに塒を取ったようだ。
珍しいのだろう、スマホや小型カメラを構えて追いかける人が多く、その都度群れを飛ばしてしまう。ダイサギは慣れたように幾度も通行人を見極め上流へ下流へと移動していた。
ランナーや犬の散歩にはたじろがないが、撮影しようと近寄る人からは逃げていた。
最終的にどうやらこの針葉樹の上を塒と決めたようだ。
この浅さの中で魚を獲っていた。
右の一羽が獲ると、横取りしようとすぐに他の一羽が近寄る。
採餌の瞬間!
浅いから捉えやすいのかも。