2021年9月3日金曜日

フクロウ・シリーズ、最初は阿蘇山麓でコミミズク。 The owl series, first one the short-eared owl at the foot of Mt. Aso.

  いつものヤマセミ以上の反応が在ったフクロウに関してのブログ。それぞれ出遭った場所ごとに追ってシリーズとしてみたい。

 いわゆるミミズクを含めたフクロウというジャンルの野鳥に出遭ったのは、最初が熊本市内の神社境内に営巣しているアオバズクだった。これは熊本にお住いの野鳥に関する大先輩に教えて頂いての出遭いだった。

 この7月に惜しくも亡くなってしまった横国大時代の恩師・故宮脇昭先生も良くおっしゃっていた。全国至る所にある神社・鎮守の森は日本の昔からの緑化・生活を守る植物域として野鳥も住み着き繁殖する大切なグリーン領域なのだと・・・。

 人吉の球磨川沿いにある神社ではヤマセミが繁殖・育雛している…といった具合で、野鳥にとって鎮守の森は大切な緑地帯なのだ。

 今日のコミミズクは人間の生活領域にある神社の森ではなく自然界の大森林地帯・高原・牧草地なのだが、夕方の夕陽に映えて解りやすい撮影が出来たと思っている。

3度ほど急降下してのネズミなどの獲物をゲットしていた。


横からの夕陽、後ろは高い針葉樹。撮影条件は良かった。


周回しながら二度ほどすぐ近くを通過した。

最初に個のコマを観た際は、捨てカットにしたほどの逆光画像だった。




枝留まりもそう長い時間ではないが、やはり飛んでいてこそ野鳥だと思う。

1月の阿蘇は風が強い場合はこのような撮影はまず出来ない。ラッキーだった。