2019年11月20日水曜日

冬に向けてヤマガラの食糧たくわえ術のすべて。 All of the Varied tit Food Keeping for Winter season.

 ヤマガラは野鳥に興味を持ち出し方が初めて見て喜ぶ柄のはっきりとした野鳥だ。それまでスズメやカラス、せいぜいメジロといった単色に近い野鳥の中で、茶色と白と黒という三毛猫のようなカラフルさが目を引くのだろう。特に正面からの画像は漫画チックだ。

 数年前、北九州市の小倉の足立山山麓でヤマガラの松の実蓄えシーンをアップしたが、今回は都心の公園でのヤマガラの生態。

 白い木の実かと思いきや、どうやら何か甲虫の幼虫・芋虫の様なのを咥えて、樹の樹皮に入れ込んでいる様子が撮れていた。もちろん松の実だとか他の種子も盛んに運んでは色々なところに入れ込んでいたが、全部覚えているのだろうか?

 もしそうなら、たった今置いたメガネの場所を忘れる筆者などより遥かに頭は良いと思う。

 その昔人に慣れて、縁日のおみくじ引きなどをやっていた祖先同様に、シジュウカラなどに比べると人をあまり恐れない個体が多い。明治神宮内苑になど行けば足元を抜けたり、顔のすぐそばまで来て餌をねだる様な素振りをする。
 
甲虫の幼虫のようなものを口に咥えたヤマガラ。



樹の枝を落としたような部分へ埋め込んでいるようだ。

顔を上げたら幼虫は口に無かったので埋め込み成功か?

これはまた別の個体。

こちらは樹の樹皮の隙間を探して・・・。

見事に差し込んでいる。