木の幹をチョロチョロ上下して、木皮の隙間の昆虫類を食すのだが、似たような動きをするキバシリと多少異なる動きをする。
ゴジュウカラが縦横無尽に樹の幹を上下左右移動するのに比べ、キバシリは木の幹を上へ上へと登り、ある程度登ると飛んで隣の樹木の根元近くに移動する。キバシリが上を観ながらしか移動しないのは、実は「高所恐怖症」で下を見るのが怖いからじゃないか?と現場で真顔で言った奴がいた。
そのゴジュウカラだと思って根室郊外で撮影したこの個体!実はシロハラゴジュウカラだった。北海道に居る全てのゴジュウカラがこれかどうかは知らないが、確かに後ろから撮った画像を見る限り、尾羽の付け根辺りが普通は褐色なのが白いままなのだ。
それに、本州以南では樹の幹にへばりついている姿をよく見かけるのだが、北海道の雪の中では気のせいだろうか、普通の野鳥の様に枝留まりの姿も結構目にする。
北海道でしか観られない野鳥に結構頻繁に出遭えるので、今後もまた北海道へ探鳥に向かおうと思う。
この通りお尻の部分の褐色が非常に少ないか全くないのがシロハラゴジュウカラの特徴。
このポーズは全国至る所でおなじみだろう。