このブログで過去にご紹介の通り、山奥のヤマセミと異なって広い開けた河川で生息するヤマセミは他のエリアのヤマセミより飛翔力が高いと見た。
高い場所からダイブして採餌するヤマセミだが、川幅200mの川の真ん中に餌場がある場合、ホバリングからダイブで採餌するほかないので、ホバリングの頻度も高く、飛ぶ力は非常に高いと推察する。時には高速で全く羽ばたかず滑空するので人吉のヤマセミはカモメのように見える事すらある。
今日の画像は、バラバラの場所での撮影。全て球磨川本流。
筆者の事を認識している3年来馴染みのヤマセミ。水浴びからこちらへ向かって飛び立って来る。
撮影者の手前の堤防上に留まり、暫くこちらを見て10分ほどその場にとどまっていた。
これも馴染みのヤマセミ。川舟に戻って来る際、水面を鏡として映る己の像と太陽によって出来る影(シャドウ)二つの影を写しながら飛ぶヤマセミ。勿論撮影時に等判りもしない偶然。
主翼を開いたまま高速ターンをするヤマセミ、逆光で羽根が透けて見える。
時にはヤマセミは高高度を飛ぶ。鳴きながら飛んだりするのですぐに判る。