数年前までの情緒と大きく変わったインターナショナルな浅草の佇まいをご紹介。今や浅草においては日本人はマイノリティになってしまった感が有る。
浅草寺縁日 http://www.senso-ji.jp/annual_event/shimanrokusennich.html
ただ単に浅草雷門で待ち合わせて、浅草寺にお参りするのではなく、そこへ来る世界中の観光客達の動向を視てみると、日本の取るべき観光への対策などが見えてくる。
お祭りは日本だけの特技ではない。お祭りと言えばラテン系民族がまず第一人者だろう?自分がまず楽しまなければ「祭」ではない。日本では京都祇園祭りを筆頭に青森ねぶた、弘前ねぷたなど「祭」は「旅行に行って観るもの」と決めつけていないだろうか?
ラテン系は違うのだ、参加するのだ!トマト投げ合戦、牛追い祭りなど参加する事が祭りなのだ。そういう視点で浅草のほうずき市などを観てみると外人観光客達の楽しみ方が見えてくる。
ほうずき市と4万6千日の縁日が同時開催。
梅雨の晴れ間の縁日、最大ピーク時には身動き取れない人出。
浅草寺の本堂は超満員。
二日間だけ授かる雷除けの御札は大人気だ。しかしこの写真を撮ったら大きな声で「写真駄目です!」と雷を落とされた、御札のご利益は無かった様だ。
遠くに東京スカイツリー、手前にほうずき売りの小屋、これが今の江戸情緒。
一般的なほうずき売りの小屋の佇まい。
しかし今年はちょっと違った。外人客用の対策?何と売り子がガイジンさん!
ほうずき売りに美人の外人さん!
チャーミングな売り子さん、自分自身でで祭りを楽しんでいた。
外人さんの売り子を目指して高齢のアマチュアカメラマンが殺到。今や日本中あちこちで絵になるネタの周りにはアマチュアカメラマン!完全な営業妨害だった。しかし実は祭りを盛り上げる為の演出だったのかもしれない。そうであれば企画本部の大勝利かも。