2014年12月2日火曜日

ヤマセミの二匹同時採餌の証拠画像!その2. I photographed the scene where a crested kingfisher caught two fish at the same time in the Kawabe River. Part2.

 今日は昨日の続き、2匹同時に採餌してきたヤマセミのメス、場所は川辺川中流域。こちらの存在を知りつつも、2匹の処理に困ったヤマセミ。暫くこちらを見て固まっていた。何度も繰り返すがヤマセミは水に落とした獲物は再度ダイブしたりして再び口にする。しかし、地面、川の中の岩、舟のデッキなどに置いたり落としたものには目線すらくれない。他の野鳥が獲って行っても無視している。清潔好きで潔癖症なのか、物の本にもそういう記述が多い。

 だからこそ、今回のこの観察で岩の上に落とした2匹目を拾い上げた時に「うっそー!」と思った訳だ。これと同じで似たような場面を撮影されている方が居られたら是非ご連絡いただきたい。
 
チョコチョコ向きを変えながら2匹の処理に困っている模様。

器用にくちばしの根元の餌をずらしながら・・・。

岩の上に落とし、同時くちばしの先の餌をアットいうまに呑み込んだ。

次の瞬間、そーっと身を屈めて岩の上の餌を拾い上げる。過去において視た事がない瞬間。

こちらが気になるのか?ゆっくりだった。悪い事と判っているけれど・・のような後ろめたさすら感ずる表情。「ヤマセミにだって3秒ルールが有るんだもんね」と言わんばかり。

さっと頭のほうから呑み込んだ。

しかし、何故だか完全に入っていかない!

飛び立とうとしているのか、食後の水浴びをしようとしているのか、まだ2匹目が喉につかえて、腹の中に入っていっていない。撮影した画像を見るとこの時は食事後の水浴びをこの場では行わなかった。ダイブのスタートから最寄の定位置の枝に戻るまで2分強のパフォーマンスだった。