2014年12月16日火曜日

憧れのタゲリをじっくり観察できた。その2. I observed a Northern lapwing slowly and carefully at outside of Hitoyoshi. Part2.

 田んぼに来るケリだから「タゲリ}らしいが、晩秋・・・というより真冬の人吉郊外はタゲリが来るのは田ではなく、畑と牧草エリアが多い。昨年は8羽ほどの群れだったが、今年は22羽を確認、実際はもっと居たかも知れない。光の具合で主翼の色が変わって見えるのだが、主翼の表側は強い金属光沢が見受けられる。ブッポウソウのそれより更に強い感じもした。

 動作の強弱、急・静のメリハリが極端で、シャキッとしている。土中の餌をついばむ時もイッキ!という感じだ。最初はいたずら書きされたような顔の模様は土中の虫などを採餌し多彩についた汚れかと思ったがそうではないようだ。

 今回は上下完全迷彩服で畑の畦にしゃがんで動かなかったため、思いのほか近くに寄れた。したがって今までには無い画像が撮れた。
最初はこの顔の模様が採餌の際の汚れだと思った・・・しかし違った。

きわめて個性的な日本画のような色合いだ。

この主翼の付け根辺りの金属光沢がたまらない。

直射日光を浴びて後ろから見ると非常に複雑な色合いになる。

飛び立つときは一回だけ「ピエーッ!」と鳴く。

オナガ、ヤツガシラ、エナガなどの翼を感じさせる。

背中面の金属光沢が良く判る。

どちらかというと草で覆われた場所はパスして土がむき出しの場所を好むようだ。