2020年9月22日火曜日

秋のはじめの霧ヶ峰でまだ居たノビタキと遊ぶ!  Play with the Siberian stonechats that were still in Kirigamine in the early autumn!

  昔は無かった9月の4連休!どこもかしこもコロナ禍自粛のストレス発散で混雑するだろうと思ったが、天気予報で台風接近の情報、晴れが昨日今日くらいしか無い事、例年だとそろそろ夏鳥の南帰行(南帰行と言う言葉が存在すれば・・)が始まる前に霧ヶ峰・八島湿原へ観察行を強行した。

 4日間の連休、21日、22日は晴れ、コロナ禍で車移動が増加・・を予想して、未明の午前1時に三鷹を出て、同日昼前に八島湿原を出れば渋滞には巻き込まれないだろうという目論見で無謀な連休ど真ん中の高原行きを決行した。結果は大成功。往復とも3時間以内で移動できて現地滞在7時間だったのだが、帰宅後TVのニュースを見て腰抜かした。行きは40㎞、帰りは70㎞の大渋滞だと。早寝する夜10時頃でまだ中央高速上りは42㎞(中央道)+12㎞(首都高4号)だった。(汗)

 出だしの午前1時三鷹は小雨だったが、さすがに中央高速、渋滞は無いものの車の量はいつもよりはるかに多かった。しかし小淵沢・富士見を越えると急激に量が減り運輸関係の大型トラックだけに成り、八島湿原公共駐車場には午前4時前に到着。真っ暗な駐車場には12台の車が車中泊で停まっていた。日の出までそのまま即仮眠!

 日の出と共に行動をしようと思い、5時には動き出したが八島湿原駐車場も湿原も霧の中。朝陽の湿原を撮影に来たアマチュアカメラマンさんたちはブツブツ言いながら車へ戻り、早くも帰り始めた。余程此処の天候具合を熟知しているのだろう。

 しかし、普段あまり来ない人たちは木道に三脚を広げて人々の行動を邪魔しながら霧の湿原を見続けていた。この狭い木道に三脚を広げるのは野鳥撮影者だけではない。むしろ決して長い望遠レンズを付けていない風景カメラマンの方が多い時もある。長時間露光なのだろう。夜の天空撮影の方々と一緒だろう。しかしこういった連休で行楽客の多い時期はスマホで湿原を背景に記念写真を取る行楽客と相まってトラブルが続出だ。

 いずれも朝5時~6時頃の様子。これにハイキングの皆さん、単なる観光の皆さんが入り混じって通行量は多く結構トラブるようだ。

日の出前の5時16分、東に見える車山のアンテナも霧の中で…と思ったら。

 帰宅後、無理やりPCでアップしてみたらアンテナの下にうごめく人の影、朝日の出前にこの人の数。少し怖かった。あくなき人間の行動欲。決して自分を棚に上げて人の事は言えないが・・・。そういう狭い木道の喧噪、みっともない騒ぎを後にどんどん木道を進んだが、まだまだ暗すぎて・・。

 とりあえず今日は暗い時間帯のノビタキの佇まいだけご紹介!

まだ暗い日の出前5時15分のノビタキ。



まだ全部チェックし終わっていないので、少しして動植物のレポートをアップ予定。