八代市の野鳥シリーズ15番目はオオジュリン。遠目にはスズメと似ている。
あまり聞きなれない名前のオオジュリン、冬季にしか八代市界隈には飛来しない野鳥。主に夏季に北海道で繁殖し冬季に九州など西日本へ南下し越冬する。八代市は越冬地という事になる。だから春先から初秋には八代附近ではお目に掛かれない。
筆者は金剛干拓地、北新地、球磨川に沿った別の流れ水無川と春光寺で結ばれた三角エリアで良く遭遇し撮影している。
筆者は2014年頃、北海道東部に1週間滞在した際、ノゴマ、ノビタキと一緒にこのオオジュリンの夏羽状態をたくさん撮影できた。頭が恐ろしいほど真っ黒。
冬季、八代市の干拓地で出遭うオオジュリンは数羽の群れで居る事が多い。夏の北海道での繁殖期のつがい行動とはずいぶん違う。
北海道道東霧多布岬で夏羽のオオジュリン
金剛干拓地での冬羽のオオジュリン
同じく北新地の葦原でのオオジュリン
金剛干拓の小群
金剛干拓で農道に散らばる農産の草の実に群がる。