皇族様の子女姉妹が在学したミッション系の大学キャンパスに接する我が家でも、ほぼ毎朝姿は綺麗なのにジュラ紀の恐竜のような鳴き声の「オナガ」の無き交わす声で起こされることも多い。
夏に成ればセミを咥えて飛び交う姿が、冬には親と同じ大きさにまで育った前年の若鳥が群れを成して住宅街の上空を飛び交う姿が視られる。時には電線の被覆をめくって啄んでいるのだが、食べているのだろうか?ブリキやトタンの錆びた部分をほじくっているのも目にする事がある。変な鳥でもある。
尾が長い分スピードは高速ではないので、時々猛禽類に捉えられてしまう。一度住宅街の道路をオオタカが此の鳴き叫ぶオナガをぶら下げていく姿を撮影したことがある。今回は珍しく正面から真っすぐ向かってくる位置から狙えたのでラッキーだった。
この日は12羽の群れだったので次々に飛び出してくるオナガを練習撮影できて収穫は大きかった。住宅街に生息する割に非常に警戒心が強い野鳥なので撮影は意外に難しいのだ。