日本の防疫態勢、厚労省の危機意識のあまりの酷さに、世界から呆れられ現状を迎えている中、今日になって政府が「基本方針」成るものを発表するらしいが、昨日専門家たちが「どうせ素人の役人達がイエスマンの御用学者たちと額を寄せ集めても、効果的で具体的な方針など出せる訳はない。」と、これらに先んじてコメントを出す始末だ。しかし、そのコメントにも具体的な事はほとんどなく、聞いた一般国民が「いつ、どういう症状に対して、何処で、何を、どうすれば良いのか?」が一切ないという抽象的なもので聞いた国民は皆腹を立てているようだ。
専門家たちが集まっても、テレビの素人コメンテーター達と同じようなレベルの事しか言えないこの国の情けなさを感じざるを得ない。
この状態を見て、満を持してネットに投稿するコメンテーター達(それなりの権威者によるNewsweekの記事など)も状況を外野から非難するだけで、野次馬の域を出ていない。投稿記事の中で具体的にどうすべきは一切述べていない。具体的にこうすべきだと提案すれば間違っていたり、失敗に終われば責任を追及されるから出来ないのだ。卑怯極まりないコメントが多い。
もう完全に自分で自分を守るしかないサバイバル状態へ突入していると言って良いだろう。今日のコロナ・ウイルス話は此処まで。
さて、本題の野鳥話へ入ろう。
今年の春は異常に速いという。今日も野川をランニングして、例によって季節の風物詩や野鳥を撮影しようとキョロキョロしていたら、足元にタンポポが咲いていた。
住宅街でフキノトウが顔を出している同じ時期にタンポポが咲いているのだ。同時に沈丁花が満開になっている。沈丁花と言えば1964年高校に入った時の4月頭の入学式の頃の匂いなのだが・・・。一体今年の季節はどうなっているのだろう?この分だと桜の開花が史上最速になるのでは?
東京で2月に沈丁花ががこれほど咲いているのは驚きだ。
ホトケノザも急速に伸びているようだ。
そんな中、ヤマセミたちの繁殖期も早まっていることだろう。毎日届く人吉市の先輩ヤマセミ観察者達からの有難いEメールで今年のヤマセミたちの様子も判っているが、3月に入って行ってみて、事実を詳しく観察してみたいと思っている。
今日のこのブログは過去の繁殖期前のヤマセミの様子だ。微妙な距離を取り続ける交尾シーズン、求愛給餌を行う交尾シーズン。いずれも人吉市界隈では毎年見受けられる「お約束」の生態だ。今日のレポートはその中でも笑てしまった一例。
左のオスがメスを見ると
しばらくしてメスがオスを見返す。大相撲の仕切りに近い「阿吽の呼」なのか?
球磨川本流で餌の魚の頭を前にしてメスに給餌しようと待ち受けるヤマセミのオス。
其処へ声を聴きつけて飛んできたメスだが、たまたま自分で採餌した餌を咥えて来た。
ランディングした瞬間自分へのプレゼントを咥えたオスを見て「えっ!?」
換羽はねてしまい、きまり悪そうなメス。
オスも初めての事なのだろう、どう対処していいか判らず固まったまま。