アトリもニュウナイスズメも電線に群がって物凄い絵に成るのはいくらでも経験あるがキレンジャク、ヒレンジャクではまだそういう経験はしていない。
その代わり、この春は30羽ほどの群れが徐々に筆者の頭の上を越えて飛んでいく場に居合わせる事が出来たので、キレンジャクの前から飛翔シーンを撮る事が出来た。初めての経験だ。
レンジャク系が鈴生りになっていても、何かに驚いた場合飛び立つ際は一斉に飛び立つだろう。しかし戦場ヶ原では筆者に驚く訳でもなく、一羽、二羽・・・と五月雨式に飛んで行ってくれたので個々を狙ってシャッターを切れた。
もう来ないチャンスだろうと思うと今回撮れてよかったと思う。
最初は木道から見て太陽の方向、逆光だった。
そーっと忍び足でカラマツの枝の下を抜け順光サイドへ移動できた。
そうしたら10分ほどしてパラパラと頭上を抜けて太陽の方向へ飛んで行ってくれた。
この個体はUターンして元の枝に戻った。
こういうシーンが撮れて大変ラッキーだった。やはり野鳥は小まめに自分の足で歩いて観察が必要だと痛感した次第。