そのOLD NAVYが日本から撤退する。そこでロゴアイテムを購入しておきたいと、武蔵境のイトーヨーカ堂2Fに入っているショップに赴き、50%オフ、30%オフの表記のある場所から6点ほど商品を選んでレジカウンターに持って行ったのだが、驚いた事に当たり前のような顔をした女店員が、「これはレギュラー価格の商品ですから定価です、これもレギュラー価格で定価です。」と言いながら打ち込んで行くのを見て、???となってしまった。
間違いなく50%OFF、あるいは30%OFFの表記の場所の商品を選んで持ってきたと思ったのだが、どうもそうではないと言う。勿論割引でない商品などそう沢山買うつもりはない。筆者は10年以上前からこの先死ぬまで、下着や靴下などの消耗品以外、着るものは古着しか買わないと決めているので、定価で新たなジーンズや迷彩パンツを買おうとは思っていない。
すぐに定価の物は買わないので外してくれと言い、割引のアイテムだけ購入した。そうして別の店員にこちらが購入した商品展示の場所へ行き50%オフ、30%オフの表示の所で、どの商品がその対象なのか訊いてみた。
一般の客に判るようにしないと、多くの客が割引と思い込んで商品をレジに持って行き、そこでそれが割引ではないと知ると、他の客の手前バツが悪いだろうし恥をかいた気持ちにもなる。店に対しては騙されたと思うだろう。気の弱い客は「しょうがないからそのまま買うわ」とも成りかねない。それを狙っているのであればこの店は相当なワルだ。
もし、それを判っていてそういう表示にしているのであれば詐欺に近いし、何より販売員が何度も商品を確認しにラックへ戻ったり、購入を止めた商品を再展示しなければならない。
更に一旦打ち込んだレジをやり直したり、お客に文句を言われたり苦労するのは販売員ではないのか?と説いた。
少なくとも今までファンの一人と自認していた筆者は、この瞬間OLD NAVY日本撤退もしょうがないなこれじゃ、と思った事だった。このブランドを入れているイトーヨーカドーにも、政治の世界ではないが指名責任は有るだろう?
2002年以来のOLD NAVYファンの一人としてあえて苦言を呈したい。
この一まとめに成っている3列のラック、真ん中だけは定価なのだという。
その真ん中のラックのごく一部の商品だけは反対側に30%offの表示が在るにもかかわらず割引をしない定価なのだ。どう見てもこれは詐欺だろう?
此のラックは棚に積んである一見レギュラーの商品に見えるものが50%オフで、下に下がっているのは定価だという。商品一つ一つに割引や定価の表記は一切ない。客は手に取った商品の決済価格がレジに持って行くまで判らないのだ。
GAPは必ず商品一つ一つに何%オフの表記が在るか、割引商品群をまとめて「このエリア全て50%オフ」と表記する。このOLD NAVYの表記法は消費者価格表示違反ではないかと推察するので調査を掛け、その筋に調べに入っている。後日結果を報告したい。