野川の場合は川面からホンの1mも高低差の無い川岸・土手から撮影するので、ホバリングするカワセミのほうが高い位置にあるため、背景が空抜けとなり、AFも背景とカワセミのどちらかに迷う事がないので焦点を合わせやすい。
これに対し、球磨川等土手も高く、特に車の中からの撮影となると見下ろし状態に成るので、AFが背景に合ってしまうことも多く、ボケた画像を何度も撮ってしまっている。今日の画像はそんな中、熊本市内の上江津湖での撮影。
江津湖には沢山のカワセミが生息しており、湖畔の遊歩道を早朝歩くと、足元をチーッと鳴きながら通り抜けて行ったりする。加勢川の部分にも数多くが生息しており芭蕉林の中をも飛び交っている。その様子は2013年自費出版発行「江津湖の野鳥」に割りに多くの頁をさいて収録している。