2013年6月23日日曜日

〇人吉エリアのヤマセミ繁殖活動・最終段階

〇人吉エリアのヤマセミ繁殖活動・最終段階

 今年はとうとう6回目の人吉撮影行となった。事前の天気予報・台風3号接近で1週間延期したのが良かったのか悪かったのか。ヤマセミ達の繁殖活動・幼鳥教育も最終段階に入り幼鳥のかたまりを撮影できる時期は終了したようだ。5月10日頃から順次巣立ったヤマセミの幼鳥たちは自力で採餌できない状況が30~40日程続いていたが、そろそろ自力での採餌が出来るようになり親鳥と付かず離れず移動しながら生活を始めたようだ。

 球磨川本流のファミリーは6月1日の鮎釣り解禁日以来あまり姿を見せなくなり、万江川流域のファミリーも6月15日を境に別の場所に移動したようだ。川辺川に関しては6月20日現在幼鳥がまだダイブしては木の葉を盛んに採取しているので、しばらくは親鳥の給餌サービスを受ける事だろうが、こちらが観察したり撮影したりできる場所に幼鳥がまとまる事は無い。この先、梅雨時期の河川の増水で幾つかの幼鳥が自然淘汰される事だろう。来年まで何羽生き延びることが出来るか・・・。

6月も後半になり「ねむの木」の花が見頃になり始めている。球磨川水系にはねむの木が多い。花鳥風光明媚の画像を撮りたければこれからがシーズン、雨が多いが。



子育て最終段階に入った球磨川支流のポイント。6月15日を最後にこのようなシーンは視られなくなった。場所を移動したようだ、今はアオサギ幼鳥の天国。

川辺川にまだオシドリが居た!つがいで3ファミリー。実際お互いの距離は凄く離れて居るがヤマセミと並んで撮影できた。面白い取り合わせかもしれない。
 
雨の川辺川ではアオサギが餌を咥えながらまるで白鳥のように泳いでいた。こういうシーンは初めて視た。本当に泳げるのだろうか?長い足で川底を歩いているのだろうか?