今年のこのブログは、筆者がいよいよヤマセミの生態観察集大成の編纂のため時間を取られるので、毎回短めに成る事をご了承いただきたい。その代わり集大成の一部を出来た部分からそのプロトタイプに関して少しづつ公開していこうと思う。
野川流域でオオタカやその他珍しい野鳥を追うのも良いが、一番見慣れているシジュウカラが晩秋11月に石垣の排水溝に出入りするのを目撃したので、現在その理由を探っている最中だ。
考えられるのは➀来期の営巣の場所選び。②ヤマガラと同様に食料の保存庫としての活用。③まさかとは思うが塒の整理。
いずれにせよ、最初にこの穴へ入ったシジュウカラはいい度胸をしていると思う。人類で初めてタコやイカ、ナマコを食った人に匹敵するだろう。
このシジュウカラはこの附近で30羽ほどの群れで集団生活しているので、今後もう少し観察してみようと思う。我が家の巣箱で3回も繁殖したシジュウカラが石垣の排水溝に出入りする事自体結構衝撃だった。
排水溝のすぐ上の樹で採餌中のシジュウカラたち。