あのアメリカ合衆国が大混乱になっている。
選挙で負けた共和党トランプ大統領がゴネまくっている。しかし負けを認めずあれやこれやの反撃を試みるが、国内外・共和党すら負けを認めてバイデンへの政権移譲に流れが進みつつある。
そんな中、首都ワシントンでの演説でアジり支持者・ファン層の聴衆を唆し、先導し国会へ誘導、暴動を引き起こさせた。その結果騒動の中5名が亡くなった。この件で全ての原因を作ったトランプ氏が訴追され罰を受けなければ、アメリカ合衆国の民主主義など「真っ赤な嘘」という事だろう。
古くは勝海舟、昭和に在っては作家兼評論家・植草甚一、片岡義男、メディアで言えば「名犬ラッシー、うちのママは世界一、パパ大好き、ビーバーちゃん」などアメリカのTVホームドラマ、情報誌としての雑誌ポパイなどで「憧れの国アメリカ」を頭に擦り込まれた団塊世代は今のアメリカの酷さを、ただただ驚くとともに悲しむばかりだ。
このあたりの話は又情報を精査して特集してみたい。今日の話は天文台での探鳥記。
10年ほど前、野鳥をカメラで撮影し始めの頃、高井戸に住んで居る小学校時代のクラスメートとこの三鷹にある国立天文台に行った事があった。その際は夕方で野鳥はあまりいなかったが蝉の大合唱が凄く、ヒグラシを手掴みで捕まえた記憶がある。クラスメートから奇異の目で見られ小学校時代と何にも変わっていないと言われてしまった。
今回は昼前の11時頃だったが、気温は低くても日差しが暖かったので助かった。園内見学は無料だが受付では「えー?お前みたいな高齢者が何をしに来た?」と言った感じで、あまり訪問を歓迎されているような雰囲気ではなかった。よっぽど年末の土星と木星+4個の衛星の撮影画像を見せて「一応興味あるんだよ!」くらい言ってやりたかった。
訪問者という事でビジターのステッカーを貼る様に言われたが、展示室も閉鎖中で立ち入れず、移動して良い道も工事などで立ち入れなかったりで途方に暮れた。一体ビジターは何を見学に入る所なのだろう?ビジターのステッカーはまるで「よそ者」と言っているような気がした。
税金で作っている施設なのだから、もう少し地元三鷹在住者にくらい愛想よくしてほしいと思った。昼休みなのだろうか、テニスコートでテニスに興ずる嬌声がコロナ禍で大変な世の中にあって別世界を醸し出していた。
それでも、広い芝生のアンテナ広場があってちょうど真上をオオタカが二羽舞ってくれた。多分親子と思われた。そのほかはシロハラ、シメ、カケスなどが観察撮影出来た。