今朝のネット最新情報で英国のあのタイムズ紙が今年の2020TOKYO OLYMPICが中止になった事を日本政府が結論と正式に報じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d42efe99984cac8d30c87c6f55e3916125b2585
昨年末からこのブログでも、ネット情報で当の昔に東京オリンピックは中止の方向という流れになっていることをアップしていたが、いよいよコロナ禍が収まらない事実と共に国民の意識調査でも90%近くが「東京オリンピックは中止、開催は有り得ない!」の意識になったようだ。
これらのネット情報のURLはあえてここにご紹介しない。msnやGoogle Yahoo辺りで2020東京オリンピックを検索すればやたら多くの中止情報が出て来るだろう。
これに合わせて、采配が後手後手で良い結果が出ない・・、更には言い訳ばかりで非を認めようとしない菅総理の個人的資質の問題も輪をかけて支持率は過去に類を見ない程の速さで奈落の底へ落ちている。
世の中を見れば誰も開催出来る訳がないという事が判っているのに、「出来ます、やるんです、出来ない理由をお聞きしたい・・。」などと馬鹿な事を平気で言う二階幹事長始め、森組織委員長、小池東京都知事、橋本聖子担当大臣たち、実際に中止に成った場合どう責任を取るつもりだろう?
「その指摘は当たりません。」だの「仮定の質問には答えません」あるいは「コメントを控えさせていただきます。」で全て乗り切れると思っている菅総理に至っては、まるでこれらをコントロール出来る能力・スキルが無い事を皆が知ってしまい今や信頼感ゼロに成っている。
「だってその時の状況ではそう思ったんだもん、それに全体が中止のムードになっているさなか、そう言わなきゃならなかったのだ・・。」では済まないだろう。メディアは誰がいつどういう事を主張していたかを映像と音声で記録し、中止になった際にきちんと追及すべきだろう。筆者もこのブログで投稿する為、いくつか主だったものを保存している。
物理的に開催出来る訳ない事が早くから判っているはずの我が国に在って、如何にもやれそうな報道を続けたメディアマスコミにも相当大きな責任が在ろう。英国の主要メディアに報道されて後追いで、開催当事国のメディアが追従報道する姿は本当に恥ずかしい。
パンデミックでこれだけ世界中で多くの人々が死んでいる中、無理に開催し混乱を引き起こし、更に感染者を増やす事に成った場合の世界中からの非難・反感をどうして予測しないのだろう?「コロナに打ち勝つ!」などと抽象的・感情的な事で物理的・医学的な人類の存続危機を乗り越えられると本気で思っているのだろうか菅首相は?
無責任で強引だった安倍内閣の「伝令担当」でしかなかった官房長官の役割と、野党や記者たちの鋭い突っ込みに臨機応変に対応しなければいけない「首相」というそれが如何に違うものか、今頃菅義偉氏は「しまった!やっぱり俺にはこの仕事は無理だったな・・。」と思っているに違いない。当の昔に周りの取り巻きがそう思っている事はメディアの報道で国民の多くは知ってしまっている。
早く、オリンピックの開催中止を公にして恥とダメージを最小にとどめるのがいま菅内閣に出来る最大で最善の方策ではないだろうか?