武蔵野の三鷹でも冬季はオオタカ、ハヤブサ、ノスリ、チョウゲンボウ、トビ、といった猛禽類を観察できるのだが、チュウヒの類は15年間で一度も遭遇したことが無い。
飛来することがあるのかもしれないが、筆者も毎日空を見上げているわけではないので、未だに遭遇できていないという事だ。
比較的遭遇しやすいのは、千葉~茨城の葦原が多いエリア、茨城県の稲敷~霞ケ浦界隈、渡良瀬遊水地の周辺だろうか。
狙い目は早朝と日没前後の塒入りと言われている。
観察するには太陽の光を後ろから背負って観るか、横からの光で観るかだろう。逆光ではどうしようもない。
この時期の葦原はオオジュリンなども多いので、早朝頑張って車を走らせても、何の収穫もないまま頭を垂れて帰るような事はあるまい。
今年もこれらのハイイロチュウヒに出遭えることを想定して早朝から通おうと思う。