2020年1月9日木曜日

音がしない静寂の奥日光でカケスと対峙する。 I observed the Jay at soundless Oku-Nikko.

 カケスはカラスの仲間でありながら、カラスとはまるで逆の性格なのか、異常なほど警戒心が強く、なかなか観察も撮影もさせてくれない面倒くさい野鳥だ。

 カラスや佐賀のカササギが意外に人の住むエリアで活動するのに対し、このカケスはまず人里では見かけない。考えてみれば、CANONにスポンサードされているティム・レイマンの撮影したゴクラクチョウ29種も元をただせばカラスの仲間だが、ニューギニアの奥地に生息している。

 同じ種属でも生態がこれほど異なる野鳥は珍しいのかもしれない。


一瞬こちらを見たので、まずいかと思いきや横方向に飛んでくれた。







無彩色の背景の中でのカケスは意外とカラフルなので判りやすい。